クモ

身体測定

ほぼ一ヶ月ぶりの観察。 個体数は半分以下に減っている。体長は1.5mm〜最大で2mmほど(スケールは0.5mm刻み)。 虫を捕らえている個体。 捕まえられている虫の大きさは約2mmほど。ムツトゲイセキグモはこの虫を好んで食べているようだ。 こちらはさっきの虫…

放流

昨年、観察のために家に持ち帰っていた、ムツトゲイセキグモの幼体を元の場所に返してきた。 このようなプラスチックの容器に入れておいても、越冬させることが可能なことが分かった。 小さい虫を食べていたムツトゲの幼体。 現在の体長は、どの個体も1.2mm…

出嚢

最高気温は20度を超えとても暖かい。 卵嚢の中から出てくる様子。直径約1mm程の穴から一匹づつ出てくる。 葉っぱの縁に陣取り、前肢もたげ、餌となる小さい虫が通りすがるの待っている様子。

出嚢

最高気温が20度を超えるようになり、そろそろ、出嚢する頃かと思いムツトゲの卵嚢の様子を確認に行ったら、既に出嚢していた。葉っぱにくっついている黒い点がムツトゲイセキグモの幼体。体長約1.5mmほど。 卵嚢にあいた丸い穴。穴の奥に、これから出ようと…

ムツトゲイセキグモの卵嚢の状態を確認 どれも、無事に冬をやり過ごした。 まだ出嚢した卵嚢は無い。

生存確認

昨年の秋に、卵嚢に大きな穴が開けられていたものを、観察のために回収し、プラケースの中に入れて外のあまり暖かくならない場所で保管しておいた。 子グモは一頭も死ぬことなく越冬できたようだ。 冬期の間に、卵嚢の中で一度脱皮し、卵嚢の外に出てからも…

生存確認

最低気温が0度を下回るようになり、初氷・初霜もあった。 最後の一匹は、残念ながら、いなくなっていた。 風に飛ばされてしまったのだろう。 ということで、本年の観察は終了。本年の収穫。 特に新たは発見はなかったが、「投げ縄行動を始めたばかりの身体…

生存確認

最低気温が5度を下回るようになってきた。 この観察エリアで生存してるのは、この1匹のみとなった。 この個体は6個の卵嚢を作っている。

生存確認

台風が通過していったので生存確認。 卵嚢にしがみついている。卵嚢は5個ある。 こちらは、卵嚢から離れた場所にいた。 この個体は卵嚢を4個つくっている。 台風接近前には3匹いたが、1匹はどうやら強風で飛ばされてしまったらしく見つけられなかった。 …

生存確認

台風が通過していったので生存確認 風に飛ばされた個体は無く全て生存していた。 この個体は5回目の産卵をしていた。 まだ、身体が大きいのであと2・3回は産卵できそうである。 この個体は、3回目の産卵をしていた。そして2匹の蛾を捕らえていた。 この…

天敵

2個体が、3回目の産卵をした。 片方には主がいないので周囲を探してみると、葉の根元に遺骸があった。 遺骸はサンプルとして回収して、アルコール漬けにした。良く見ると、人で言えば右肩辺りが欠損している。何者かに襲われた模様。

卵嚢

このムツトゲイセキグモは2回目の産卵をしていた。 片方の卵嚢(1回目の産卵の)の外殻が綺麗に切り取られ、中の卵が無くなってなっていた。 ムツトゲイセキグモの卵嚢の殻は非常に固く、これを食い破るためには、鋭利は牙と強力な顎が必要である。 鋭利は牙…

産卵

2頭のムツトゲイセキグモが産卵をしていた 前回の観察日19日なので、それ以降に産卵したものである。 この場所でのムツトゲイセキの産卵時期は、八月下旬からとなる。 この個体は、枝の周りに糸を張り巡らしている。これは卵嚢を懸架するためのもので、産卵…

右利き・左利き

ムツトゲイセキグモが投げ縄を持つ脚にも、右利き・左利きがある。 利き脚の比率は、今までの観察範囲内では半々の印象。 親が同じでも、右利き左利きに別れるが、遺伝的な影響がどの程度現れるのかは分からない。

交接

ムツトゲイセキグモの雌の近くを雄がうろうろしている。 交接の機会をうかがっているのかと思いしばらく見ていると、雄が雌に接触しようとしている。交接のために雌にささやきかけているようだ。 一度拒否された後、再度、交接しようと雌に近づくが、また、…

出嚢

昨日の穴の開いていた卵嚢を確認する。 穴が大きくなっている。 無事出嚢できたようで周辺に子グモが散らばっている。 身体の大きさから見て、卵嚢の中で脱皮しているようだ。 穴から外に這い出るところ。 葉っぱの縁に陣取り、餌となる小さな虫が来るのを待…

出嚢

そろそろ、出嚢する時期なので卵嚢の様子を確認。 ちなみに、昨年の最初の出嚢を確認したのは5月10日ひとつの卵嚢に穴が開いているが、卵嚢から出るにはまだ少し小さい。 明日辺りに出嚢すると思われる 中で子グモがモゾモゾ動いているのが見える。 他の…

生存確認

朝に降雪あり。 気温、0度。昨日、確認したときは温めてやると微かに動いたが、今日はまったく動かない。 この数日間、最低気温は0度を下回り雪も降ったりしたので、かなりダメージを受けたようだ。 死亡と判断して死体を回収した。 今シーズンの観察はこ…

生存確認

早朝に雪が降った。 気温、0度。 手で囲い、息を吹きかけて温めたら、脚を微かに動かした。まだ生きている。

捕食

ナゲナワグモの卵嚢の殻を食い破って、中の卵を食べる奴がいるのだが、やっと現場を押さえた。卵嚢の殻は大変堅く丈夫なので、これを食い破れるはキリギリスくらいだろうと考えていたが、予想通りキリギリスの仲間のウマオイだった。 ウマオイが抱きついてい…

捕食

そろそろ投げ縄行動を始める頃なので確認に行く。 やはり、投げ縄を作って蛾を待っている。 別の個体を見ている数分の間に蛾を捕らえていた。 蛾の体長、7〜8mmくらい。種名は分からない こちらは、蛾を三匹捕らえている。 どれも同じ種類の蛾のように見える…

捕食

運良く、幼体が餌となる虫を捕まえたところを観察できた。 この時期の幼体が、どんな虫をどれだけ捕まえるのか、よく分かってないが、今まで複数回観察できた範囲でではヌカカのようなハエの仲間を捉えているようだ。こちらの個体が餌となる小さい虫を捕らえ…

久しぶりに生存確認。Aエリア 卵嚢の周辺を探すが子グモが少ない。しばらく見ない間に、散り散りになってしまったようだ。 こんなふうに、前肢をもたげ、餌となる小さい虫(ハエの仲間)が寄ってくるの待っている。 Bエリア しばらく見ない間に、脱皮をし…

出嚢

本日、Aエリアのムツトゲイセキグモの出嚢を確認した。 他は、まだ出嚢していない。 Bエリアでも幼体を発見。

生存確認

久しぶりに、Aエリアのムツトゲイセキグモの卵嚢の状態を確認。 とりあえず、無事に越冬できたようだ。 時期が早いので出嚢はない。あと1ヶ月半ほどで出嚢するはず。

生存確認

Aエリアの最後のムツトゲが、とうとういなくなってしまった。 死骸を回収しようと思って辺りを探したが見つからなかった。 前日は北風が強かったため、たぶん、風に飛ばされてしまったのだろう。 これにて、本年度のムツトゲイセキグモの観察は終了とします…

生存確認

今日は雨降り。 最低気温は、10度を下回り0度付近まで下がるようになってきた。Aエリアのムツトゲイセキグモ 最後の1匹。 11月30日までには2匹いたが、風に煽られて葉っぱごと飛ばされてしまって行方不明になった。雨のため、水滴が身体に付いている。 身…

生存確認

Aエリアでは2匹のナゲナワグモの生存を確認。 Bエリアでは、もう全ての個体がいなくなっている。卵嚢にピッタリくっついていて卵嚢を守る体勢。 こちらは、枯れ葉にしがみついている。

産卵

いつも葉っぱの間に隠れているムツトゲが三度目の産卵をしていた。 なぜか、ばらけて卵嚢を作っている。 卵嚢の直径約6.7mm。 産卵後なので体長が1mmほど縮んでいる。 こちらは、まだ産卵しない。 体長、8.5mm こちらの一番大きいムツトゲが、1度目の産卵を…

身体検査

20日に産卵した個体(体長、約11mm)が2個目の産卵をした。 のだが、良く見ると、殻が破れており中に入っているはずの卵もない。何者かに食われたようだ。 この個体は、約10mm この個体は、約12mm。最大級の大きさ。