論理パズル?
ある孤島にn人(n≧2)がいて、阿呆か賢人のどちらかだとします。
また
a. 阿呆はいつも、自分以外の実際に会った人を阿呆だと思っている
b. 賢人は実際に会えば、他の人が賢人か阿呆かを正確に判断できる
c. 賢人も阿呆も、自分自身については賢人か阿呆かを判断できない
とします。さて今、その島に1人だけ賢人がいるとわかっており、
あなたは電話で(つまり実際に会うことはできない)、
島のどの人とも好きなだけ話をしたり、指示できる
(たとえば全村民を集めてアンケートを実施し報告させる等)
とします。また村民は全員、正直に受け答えをするものします。そのとき、その島のn人から賢人を識別する方法はあるのでしょうか?
面白い。
論理パズルと考えた場合
阿呆=常に偽、賢人=常に真 または、阿呆=ランダムに真と偽、賢人=常に真 の2つのパターンがあるけれど
「阿呆が、常に偽で、賢人が、常に真を言う。」とした場合には、設問上では「思っている」と「判断」に差異がないので答えがない。
「阿呆が、真も偽も言い、賢人は、常に真を言う。」とした場合には、賢人は一人という前提から誰かを賢人という人は阿呆であるから、質問を繰り返すことで、究極には賢人を識別できる。
でも、設問の文章だけでは、問いかけに対しどのような答えをするかについての情報がないので、論理パズルとした場合、問題自体が成立しないと思う。