努力を支える努力を支える努力

中井久夫さんは「天才は小集団現象だ」と言っていた。

私たちが天才という言葉を聞いたときにイメージする「孤高の天才」というのは、実は稀で、天才の多くには、その天才をささえる家族や友人・仲間、その才能に惚れた人達の小集団が存在していたと。

では、その小集団は何をしていたのか。

赤の女王とお茶を 「努力を支える努力、ということ」

そしてまた、彼の努力は彼一人のものではありません。

私も含めて、周囲の人間がずっと金銭、知識、思考、時には衣食住にいたるまでサポートし続けてきました。だからこそ、彼は彼の領域で努力することが出来、「出会い」の日まで頑張ることが出来たのです。

つまり、そういうことなんだと思う。

そして、その「努力を支える努力」を続けているのは、普通の人だ。

そんなことも分からん奴らが、普通の人の生活空間を焦土化させておいて「イノベーション」だとかぬかしやがる・・・。