芸術鑑賞

更新の時の講習が30分で済んだので、免許の更新は1時間半くらいで終わった。
暇だったので、たまには、柄にもなく、芸術鑑賞するのも悪くないなと思って、諸橋近代美術館までドライブ。
美術館に行くと、ルオー展が開催中で、運の良いことに、開館記念と言うことで入館料がタダだった。
絵画の世界には疎いので、ルオーなんてぜんぜん知らなかったけど、どこかで見覚えのある絵がいくつかあった。僕でさえ見覚えがあるくらいなんだから、相当に有名な画家なんだろうな。

他のお客さんが少ないので、音声ガイドを聴きながら、一枚づつゆっくり眺めていたけれど、やっぱり、絵の世界は分からない。
今回展示されていた、ルオーの作品には、イエスが十字架に貼り付けられてい絵とかの宗教的なテーマが多かったけれど、僕にはこちらの素養も微塵もないので今ひとつ感じられなかった。
でも、一枚の絵を前にして、あれこれ思いをめぐらせることの出来る絵なんて、そんなに無いわけで、これがルオーの絵の魅力なのかなと、無理矢理思うことにした。

ルオーの作品を見た後、サルバドール・ダリの作品を見る。
中学と高校の美術の教科書で、ダリの名前は知ってた。
ダリの絵は、どうも性に合わない。ルオーの作品とは違って、絵の前にいると、直ぐに立ち去りたくなる。

というわけで、絵画鑑賞は僕の趣味じゃないなと改めて実感した。


あと、ダリの作品に「かたつむりと天使」というのがあるんだけど、なんとなく違和感感じたので良く見たら、カタツムリの殻の渦巻きの方向とカタツムリの向きが逆だった(id:xnissyさん、こんなカタツムリっていませんよね?)。
ダリの作品の渦巻きは、「の」の字なので、かたつむりは右を向いてないといけない。ま、芸術なんで、それで良いんですけどね。


 
帰り際、外を見たら、窓ガラスにハエトリグモがいた。ついケータイで写真撮ったら、学芸員のお姉さんに、「館内での写真撮影は禁止です」と注意された。美人だったから許す。



ケータイなのでピンぼけだし、腹しか見えないので、さすがに種名は分からない。


こちら、外の柵の支柱の上にいたハエトリグモ。こちらもケータイなのでピンぼけ。
イナズマハエトリの♂に似ている気がするけど、よく分からない。



帰り道、裏磐梯の荒々しい岩肌を見る度、「火山はすごい」と思う。
ちなみに、鎌田さんの「火山はすごい―日本列島の自然学 (PHP新書)」には、磐梯山のことは書かれていない。