生存確認

最低気温が0度を下回るようになり、初氷・初霜もあった。
最後の一匹は、残念ながら、いなくなっていた。
風に飛ばされてしまったのだろう。

 
ということで、本年の観察は終了。

本年の収穫。
特に新たは発見はなかったが、「投げ縄行動を始めたばかりの身体の小さい頃には小さい蛾を捕食し、身体が大きくなったらより大きなヨトウガなどを捕食するのではないか?」という予想は、より強化された。
キリギリス類は蜘蛛の卵を好むということが分かった。
 
反省点。
やはり、梅雨から雷雨の頻発する時期は観察頻度が落ちる。
この時期は、幼体から亜成体、成体と変体し、身体も急速に大きくなる。捕食する獲物も小型の蝿類から蛾に移行するが、この蛾の捕食を始めた初期には、蛾を上手く捕獲できずに脱落する個体が多い印象である。変化の大きな時期なのでもっと観察頻度を増やしたい。来シーズンの継続課題とする。